出会いの機会がないと出会いないが、多すぎても結局出会えない

今回は少子化を考えると言うテーマで書きたいと思います。
婚活パーティーのスタッフを最初にやってから、もう10年以上婚活業界に足を踏み込んでいますが、昨今婚活の機会はめちゃくちゃ増えてると思います。

婚活パーティーなどのアナログの婚活の機会のほかに、アプリやインターネットによるオンラインでの出会いの機会も増えているからです。

しかし、婚姻率は上がるどころかむしろ下がっている、その原因が出会いのツールが増えたからなのでは?という仮説を立てて書きたいと思います。

少子化の原因はいろいろあるけれども一言で言うと婚姻率の低下

少子化の原因はいろいろあるけれども一言で言うと婚姻率の低下

結婚している人の、出生率を見てみると、実はほぼほぼ下がっていません
ではなぜ出生率が下がってきていると言うかと言うと、結婚してない人が増えているからです。
全人口に占める出生率を考えたときに、これはもちろんめちゃくちゃ下がってます。
しかし、結婚してる人だけ見ると実は全く下がってないのです。

保育園を作れだの子供に対する手当は

政府の施策は、子供を多く生ませようと言う施策が多いように思います。
例えば、子供を生まないのは「保育園が充実していないからだ」とか「仕事における女性の役割」みたいな部分に非常にクローズアップされたり、そこの部分に、お金を配られると言うような状況が続いています。

先程も言いましたが、結婚している人の出生率はほぼ変わっていません

では少子化のために何をしたらいいか?

すこぶる簡単で婚姻率を上げることをまず考えるべきです。

簡単に言うと、結婚すれば勝手に子供はできる。
結婚すればやることはやる。
これが、考えられる答えなのかもしれません。

では政府は、結婚させるような、
出会いを増やさせるようなものにお金を入れたら良いのでしょうか。
個人的にはこれは正しくないと思っています。

2009年頃に婚活と言う言葉が世の中に出てきて、その前も後も僕は見ていますが、明らかに婚活と言う言葉が出てきてから、アプリを含めて、出会いのツールは増えています。
それなのに、婚姻率が下がっているのは何でしょうか?

要は、出会いのツールが増えても結婚には至らないと言うことです。
昔、婚姻率が、高かった時代を考えてみれば、出会いなんてあまり今ほどなかったように思います。
少ない出会いを、大切にすると言う考え方の方が、婚姻率は上がるんじゃないかな?と思います。

婚活パーティーに参加する人の大半は、実はカップルになってない人ではなく、
何度もカップルになった人がリピートすると言う結果が出ています。
特に女性はこの傾向が多いです。
これは何故かと言うと、カップルになりました・・お茶します・・何度かデートします・・ちょっと違うところが見えます
この人悪い人ではないんだけど、もう一回出てみたらもっといい人見つかるんじゃないかな?
そんな女性がめちゃくちゃ多いんです
要は、機会を与えると、もっといい人いるんじゃないかなリピーターがめちゃくちゃ増えてしまうと言うことです。

婚活パーティー業者も、何度も来てもらったほうが収益になりますので、もっといい人が出会うまで来るような方はお得意さんなので、そっとしておきます。

では、どうしたら良いでしょうか
正直僕ではわかりません

これが正しいかどうかは分かりませんが、もし保育園のために税金を投入するのであれば
結婚したお祝い金としてお金を配った方が、ひょっとしたら有効なのかもしれません。

もちろん、人生で1回までと言う条件付きですが

後は、ZOZOの前澤さんのように、ある程度のお金持ちの人は結婚はしたくないんだけれども、子供はいても良いと言う人が意外と少なくないです。
女性も、結婚はしなくていいんだけど子供は欲しい。
そのようなマッチングができたらどうなのかな?
まぁこれを作ったらナンパ野郎がどんどん出てきちゃうだろうね?

最も婚姻率が高かったのはお節介おばさんの時代

会社内や近所に、昔はお節介おばさんが必ずいました。
お節介で、彼氏、彼女を紹介しまくるおばさんです。

なんだかんだ言って、こういうアナログの強制セッティングは婚姻率を高めるのかもしれません。

となると、ネット系の結婚相談所ではなく、仲人やコンシェルジェがお節介するような結婚相談所が一番婚姻率を上げる存在なのかもしれませんね。