街コンから婚活パーティーへ・・まともな街コンをつぶした大手がシフト〜街コンの歴史

どんな仕事やブームでもそうですが、1-3年で下火になりますよね。
ビジネスでも業態変更を繰り返していかないとなかなか生き残りは難しいものです。街コンは2011年ころから一気に増えたと思ったら、3‐4年で衰退してきました。
短い歴をを紐解きます。ちなみに2019年現在でも街コンという名前は存在しますが、それはスタート当時の街コンとは別物です。

街コンはほぼなくなりました

街コンの衰退

企画ものは常連の巣窟になる一方、初参加が多いのも特徴なんです。
企画ものの最たるものが、2011年くらいからブームになった(現在は下火というかほぼなくなった)【街コン】です。

街コンは町興しと出会いを融合させたイベントで
参加人数が多いという点と、飲食が豊富に出ると言う点で一気にブームが起きました。
ブームはいつか終わる・・・でも早かったですね。

当初は、500vs500とか平気で開催されていましたもんね。
今は5vs5で街コンって言っている業者も某ポータルサイトにはたくさん掲載されていますよね。

落ちぶれた原因の一つが、その街コンのポータルサイト。なんとかJPNね
商店街や商工会議所などが町おこしで開催していた街コン。それに目をつけて、大手上場企業が入ってきたところからおかしくなってきました。

真面目に開催している地元業者が大手街コンに駆逐されていきました。
ネット検索が中心の昨今、広告力では勝てませんのでね・・・
その大手の運営が「クソ」
素人の店舗任せの運営だから、当然仕切れないしグダグダ
そりゃ衰退するわと言う感じです。

大手は店コンに鞍替え

現在の街コンという表記のパーティーの90%が現在は街コンではなく「店コン」です。
店舗を渡り歩く感じではなく、1店舗で開催するスタイル。

これを街コンと読んでよいのでしょうか・・・?

店コンでも大手はまったく運営がダメですね。
大手じゃない会社は、謎解きコンとか仮面舞踏会とか、おもしろ企画を出して開催していますが
大手はホントダメですね。

現在の街コンは

現在、街を練り歩く的な街コンは一切開催されていないと言っても過言ではありません。
1店舗で食べ物企画を作って、某大手ポータルサイトに掲載していますが、参加人数は少ない場合が多いですし、食べ物もまともに出ているところは少ないです。

また、婚活パーティー会社の企画でも、街コン編とかうたっているのも結構あります。

そんなのには参加するな!

が、基本です。しょぼい食べ物を出して、単に街コンと言っているだけです。
理由は簡単で、婚活パーティーというよりも、街コンって銘打った方が聞こえが良いからです。

はっきり言って、広告詐欺だと思います。

せっかく婚活パーティーを広めたいのに、そういう業者がまだたくさんあるから、ダメなんですよね。

それなのに、街コン行ってきたは多い

友人から「街コン行ってきた」という報告が多いんですけど、「街コンってどんなん?」って聞くと、ほぼほぼ婚活パーティー会社がやっている、サンドウィッチ程度しか出ていない婚活パーティーだったという。

もしくは、肉バルとか大手ポータルサイトに書いてあって行ってみたら、唐揚げ2つとかいう肉バルwだったとか

やっぱり、もう街コンはないんだから、街コンと聞くと、昔は参加人数が多くて良いイメージだったけど、もはやしょぼいパーティーのイメージしかないなあ・・・

街コンの流れをまとめてみた

宇都宮で発祥。
シャッター商店街に悩む商店街と、少子化に悩む自治体が、商工会議所などと組んで、いろんなお店を回りながら、そのにいる独身男女と仲良くなる
そしてその出会いのきっかけから、付き合っていく若者を増やす。

それが街コンのスタートです。

物凄く繁盛していたことに目をつけ、大手ポータルサイトを立ち上げ、一気に全国展開した会社のせいで、町の開催の街コンはつぶれました。
運営がずさんなので、すぐにポータルサイトのほうも衰退していきます。

今では、飲食店をめぐるほど人数が集まらないので、1店舗で婚活パーティースタイルになって開催。

婚活パーティー業者も、食べ物をちょっと出しただけで、街コンスタイルと広告出しているので注意です。

街コンという名前だけ冠にして運営しているのが現状です。

カップリングパーティーって何気に凄い

そう考えると、1990年くらいから始まっている、シンプルなカップリングパーティーが長いこと定着しているのは、企画ものがなく、オーソドックスなスタイルだからなんじゃないかと思います。
もちろん、オーソドックスの中に時より、企画ものを混ぜる会社にはやる気の高感度はありますが、毎度企画ものはどうかと思っちゃいますね。

今その業界に大手が参入
カップリングパーティー業界にもここ数年大手が参入してきました。
結婚紹介所系やコンカツサイト系です。

最初に婚活サイトと結婚紹介所を運営するIBJがpartypartyと言うブランドで参入。
その後、パートナーエージェント、ツヴァイ、等の結婚紹介所系
最近では、マイナビとか、リクルートの情報サイト系まで乱入。

この2社はノウハウがないのか、シャンクレールやエクシオとコラボしてスタートしていますね。
うちに相談してくっればよいのにね・・・
マイナビとエクシオ、シャンクレールとゼクシィってまったくポリシーが違うと思うんですけどね・・・
さて、これからどうなっていきか楽しみですね。

カップリングパーティー系の会社も少しづつ変わってきました

カップリングパーティー系の業者の変化は
少人数で開催本数を増やしての全国展開と負う感じです。

インターネットが広告のメインになりましたので、どうせやるなら全国展開したほうが広告代が安くなるからです。

また、出会いのツールの増加で、大人数パーティーの開催ができなくなり
少人数のパーティーの本数を増やすとおいうことでトータルでの動員力というマーケティングになりました。

よって、ホテルなどで開催するより、自社テナントを借りたほうが経費も安くなります。

大人数系の業者はほぼほぼなくなりましたね。

というのが街コンから見る、出会いパーティーの歴史です。

街コンのまとめ

昔流行った街コンはもうない

婚活パーティー会社の街コンスタイルは無視しろ

ポータルサイトの掲載の街コンももうほぼオワコン