『婚活したらすごかった』を読んで│アラサー婚活日記

コロナ禍での緊急事態宣言中、なかなか婚活も出来ないし読書をはじめました。
タイムリーで取り組んでいる「婚活」の本を中心に。
いい本がたくさんあったので共有しますね。

先日、書かせていただいた『婚活時代』と一緒に買った『婚活したらすごかった』です。
著書は石神賢介さんという方で初めて読みましたがおもしろい文章で楽しく読ませていただきました。
石神さんも婚活を経験していて男性目線で「婚活」について書いて下さっています。
女性だと女性目線の婚活本を読む機会が多いと思うのですが、男性目線で書かれた婚活本も勉強になると思います。

体験された婚活体験についてセキララに書かれているのですが、私が勉強になった3か所をお伝えしたいと思います。

①「同じように婚活したい女性と情報を交換し合うことだ」p37

本書に書かれているケースはネット婚活をしている男女の情報交換の場として書かれているが、異性に聞くことで“ライバル”である実態がわかるというもの。
ネット婚活なら同性のプロフィールを見ることは出来ず、比較が出来ないのです。
どんな写真を使っているか、どういプロフィールの文章にしているかなど。
それを同志である異性に聞くというやり方です。
ネット婚活の市場だけではなくてトータル的な情報交換も出来るし、時に励まし合ったり出来る。
婚活パーティーに参加すると(当方まだマッチングアプリで会っていないので市場感はわからないのだが)隣の席の人とカップルにならなくても気が合って友達になったりします。
その時に婚活市場の情報交換が出来たし、連絡先を交換してその後、お互い婚活に四苦八苦して励まし合ったりもする(LINEアイコンが彼女出来た、結婚したふうになるとよかったなぁ…としみじみ思ったりする)。
婚活というつらい状況を経験して知っている異性の友達を持つことは大切なことだと改めて気づかされました。

婚活で成果を上げる三つのポイント p191

①歩み寄ること。
②今からでも遅くないことを信じて、自分の“商品価値”を上げること。
③自分に合った婚活のツールを利用すること

これは最近読む本にもよく書かれていることだが「自分の理想とする相手は存在しないという前提で」向き合うことが重要らしい。
多少でも興味を持ったら関係を築くように努めるのが大事だと。

年齢を重ねていくと自分の“商品価値”が下がるように思うけれど、はじめるのはいまが一番若いですからね。
20代前半のような見た目ではないですが、外見もこつこつとケアして、内面も20代とは違った培ったものがにじみ出て魅力だと思います。
それでも外見だけしか見ずに20代がいいと言われたらそんなの「ほっとけ」です。
29歳ラスト、途方に暮れていた時に会社の女性の上司が「30代はモテるわよ、大丈夫よ」と言ってくれました。
彼氏いないですが、まわりが結婚していくのを見送りながらつらい経験もしたり、未婚で社会で生きてきてそれが経験となって自分で言うももあれですが、中身は20代より豊かになったなあと思います。
「32歳なんて」「彼氏いないなんて」と思いますが、自分の中にある力を信じて歩んでいきたいと思います。

婚活手段は様々で本書には様々な手段、メリットデメリットが書かれています。
ぜひ、みなさま手に取ってみてくださいませ。

③「出会いとは「仮免」である」p187

「婚活を行うプロセスでは、一つ、気を付けないといけない大きな落とし穴がある。
それは、出会えた時点で目的を達成した錯覚に陥ることだ。」p195

婚活は出会うまでのプロセスで苦労するので気に入った相手と会えるだけでかなりの達成感があるが、これは「仮免」の状態で「本免許」を取得していない状態。
本当の恋愛力はここから試されるよう。
結婚したい人にとって恋愛は通過点ですからね。
目標を見失わずしっかり持っていきたいですが、
私は知り合って2回目会わない「仮免」にまでもたどり着いていないのでひとつずつこつこつをいきます。